杯を満たす液体が何なのかよくわからないまま、駆けつけ一杯なんて言いながら無理やり口元に押しつけられる。ノドの渇きが拒否反応を向こうに追いやり、杯をグッと傾ける。いつの間にかカウンターは客で埋まっていた。初めて見る人もいる。みんな楽しそうだ。隣で飲んでいる女の子が気になる。相手にしてくれるだろうか。連れがいないようなので声をかけよう、そう思った矢先に入店してきた若い男性と親しげに挨拶を交わし始める。ビールを一口飲み、壁に掛けられたTVモニタに目をやる。流れていた音楽番組をぼんやり眺めつつ、もう一度、女の子の方を見ると先ほどの男性と会話が弾んでいるようだ。こないだ知り合ったふくよかな女の子を呼び出して話したいと思ったけど連絡先を聞いていなかった。どうにかして会う方法はないかと少し考えてみたけど、名前も住んでいる場所も知らない。他に一緒に飲める相手がいないか電話帳を見ようと思ったけど、虚しくなるのでやめた。残っていたビールを一息で飲み干して勘定を済ませる。ゆらゆらゆれている。思ったより酔っ払っているようだ。夜の砂漠でふくよかな彼女と一緒に踊りたい。せめて夢の中ででも。
2011/06/24
2011/06/20
you're my excuse to work
吐き気がするので屈んで口を開いた。なにも出てこない。ボウリング玉くらいの黒い塊でも出てきてくれれば楽になるのかもしれない。その黒い塊がぱかっと割れて中から黒い鶏が出てくる。羽化したばかりなので真っ黒ではなく灰色がかった黒だ。空が青白いので「こけこっこー」と鳴いてみるが今は午後6時。午前6時と勘違いした黒い鶏は何事もなかったように小屋に戻っていく。黒い鶏は冷蔵庫から缶ビールを取り出し中二階の段差に腰掛け今日一日を振り返る。もう一本飲もうか迷ったが明日も朝が早いので布団に入って寝る。せめて夢の中ででも。そんなことを想うこともなく。
2011/06/18
friday 13th (business day)
また1日が過ぎた。今日は仕事後、金曜らしく外で飲んだ。帰りが遅かったので30分ほどだけ。今日も寝る時間が物足りないけど、明日の仕事は半日だけなので踏ん張ろう。いえす。
登録:
投稿 (Atom)

