2011/11/27

予感

インスタントコーヒーを飲みながら2ヶ月前のことを思い出そうとしてみる。やはり夢だったのだろうか。喉が締め付けられるような緊張感と、その向こうにかすかに感じられる希望。一向に出口の見えないトンネルを一人で歩いている。

いつものように無言の疲れた顔に囲まれて帰路の電車に乗っていると、ふとある光景が窓の外に広がり、気がついた時には電車を降りてフラフラと歩いていた。いったいどんな光景だったのか、今となっては頭に思い描こうとしても、ただの田舎道のような風景しか浮かんでこない。

コーヒーを一口飲み、腕時計に目をやると文字盤にヒビが入っている。いつの間にそんなヒビが出来たのだろうか。わからないことは増え続け、やらなきゃいけないことは尽きない。とにかく、出した右足を戻す前に左足を出すべきだろう。